老後4,000万円問題

2019年に騒がれた老後2,000万円問題。その時々の物価や平均貯蓄、平均支出などの変化で老後〇〇円問題の必要金額が毎年コロコロ変わっているのはご存知でしょうか?

 

コロナ禍の頃は、巣ごもりで平均支出が減った事によりその必要金額が少なくなったり、逆に余る(黒字)ぐらいになったりで騒がれなくなってましたが、最近になって最新の必要金額が物価高騰などで4,000万円となっているよという事が話題になって、騒ぎが再燃しているようです。

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はい、完全に煽り報道ですね。

2,000万円の時もそうでしたが、人により支出は大きく違うし、年金や物価もどうなるか分からないですから、一つの金額で括るのは違うと思います。まぁ、このようなタイトルで不安を煽る方が話題になるからなぁ・・・という感じ。惑わされずに出来る準備を淡々とするのが重要。

 

ただ、実際はこれ以上に悪くなる可能性も考えておく必要もあると思います。ここ数年、状況は非常に悪くなっています。税金・社会保険はどんどん厳しくなるし、円安やインフレも長期間続くと思われます。年金も減る一方でしょう。人口減少だし、政治もあんな感じで日本に明るい未来はありません。

なので、決して楽観視せずに準備を整える必要があると思ってます。

 

自分としては、60歳から老後スタート。寿命を90歳と仮定(独身男性なので実際はもっと短くなると思う)して、将来の住まいなども考慮する(相続した実家を修繕)と、投資収益無しで8,000万円を逃げ切り金額と想定しています。その時、そこまで備えられているかは未定ですし、長期間の話なので想定外も数多く起こるでしょう。

「未来に備える意識を高く持ちながら、欲望に優先順位を付けて今の生活も楽しもう」という方針で、出来る事からやっていきたいと思います。